マーケティング情報:「売らないお店「b8ta」に見る市場変化」
5年前にコラムで紹介させて頂いたサンプルショップの「b8ta」ですが、コロナ禍の中、日本に昨年8月に上陸しました。
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2101/02/news005.html
5年前に紹介させて頂いた後に、市場からは「商品を売らないお店等すぐになくなる」という評価が多く出ていました。
しかしながら、世のDX化が進むにつれ、このサンプルショップが市民権を得ており、なんとアメリカ・ドバイ・日本をあわせてすでに30店舗近くまでに成長してきています。
コロナ禍により更にEC化が進むことが想定され、お店で見て家で買うスタイルはひとつの購買パターンになってきているようです。
さて、ここで大切なこととして、お店のあり方を経営者の方々は再度考え直していかねばならないのではないでしょうか。
アパレル業界は、とにかく在庫過多になりその処分でアウトレット店を設けてきました。
しかし、市場は更にEC化する中で、すべてのサイズをお店に置くことで廃棄ロスを生んでしまうこれまでの構造そのものを見直していかねば、必ずどこかで行き詰まると思います。
これからのテーマは、メーカーはD2Cに大きくシフトチェンジして行くでしょう。では小売は何をするかとなります。
そこは、自社の商品だけではない、サンプルコーナーを設置するなどの工夫でクロスセルを強化する、更には店舗外での購入者を如何にリピーターに育ているかと言うLTV視点での対策が急務であると感じます。
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